残念です。

 森田芳光監督の訃報。
その日、プロペラは泊まり勤務明けに行きつけの洋食屋で遅目の昼食を注文している間にこの訃報を知りました。
 泊まり明けというのは、ほとんど寝ていないのでうつらうつらするものの、勤務を終えた解放感で神経は昂ぶっていて、かなり「浮遊」している状態なのです(ワタクシはこの状態がとても好きです。)。
 なので、訃報を聞いたときも、「あちら」の世界での出来事といいましょうか、よく眠っていて夢を見ながら「あっ、これ夢の中での出来事ね。」と夢と認識した上で、あえて夢を見続ける(こういうことありますよね・・・)あの感覚で訃報をとらえておりました。
 しかし、数秒後に「あっ、これは現実だ…ヤバいぃ…」とスーっと血の気が退いていきました。
 奇しくも、ここ数日「間宮兄弟」を何度も観てまして(なぜだか観たくなって)、これは何かの知らせかと…
 まだまだ、多くの傑作映画を撮ってくれるものだと期待していたのに…しかし以前書いた「ときめきに死す」(…杉浦直樹さんもお亡くなりになり本当に残念です。)や「家族ゲーム」等,作品は生き続けますからね。
 プロペラもまだチェックしていない森田作品をあたってみたいと思います。
来年3月には遺作の公開も控えていますしね。
しかし、早すぎるよなぁ…・