衝撃的一作(造形編)

プロペラは小学生のころ、習い事三昧の御子様でした。水泳、エレクトーン、習字、英会話、学習塾…自分からやりたいと言ったのは一つもありません。なもんで、どれも友達と会うためにその場に行くという感じだったのですが、「水泳」だけは練習しないわけにはいかないので本当、嫌で嫌でしょうがありませんでした。そんな水泳の唯一の楽しみが「雨」。普段自転車で通っていたのですが、どりゃぶりの雨の日だけ父親がクルマで送迎してくれました。そんな時は決まって帰宅前に本屋に寄ってくれました。普段ならコミックボンボンとかコロコロコミックを買ってもらっていたのですが、その日目に飛び込んできたそれにプロペラの心は釘付けになりました。

前置きが長くなりました…それがFSSそして小田さんの1/48クロスミラージュとの出会いでした。時系列が不確かなのですが、エルガイムとFSSの区別はついておらず、「なんか、バッシュかっこよくなってる。」既に
SDガシャポンで存在を知っていた「ブラッドテンプルとレッドミラージュは別物なの?」とモヤモヤを抱えながらも、クロスミラージュ をはじめとする作品の数々に、その完成度・値段におののきながら、食い入るように時間があればそして、時間がなくともページの中の造形物を眺めてました。
エルガイムmark�を見た時の衝撃も凄まじいものでしたが、この本を手にした時の衝撃もそれに匹敵するくらい凄まじいものでした。
ちなみに…

この本には、ゾイド24のゴーレムの記事も掲載されていたんですが、当時のワタクシは「そんな記事いらんから、もっとFSSにページさかんかい(怒)」 と思っていました。横山先生の魅力に到達するにはその後、10年以上の歳月が必要だったわけです(汗)