ハニ―とバウム

 それは遡ること半年程前の話…

 ハニ―「だいたいアナタは何にも分かってないのよ。だって、分かろうとしてないじゃないアタシのことはもちろん、アナタ自身のことさえも…」
 プロペラ「…自分自身…」

 そして彼女は去り、プロペラは自己理解に努めることになったのです。












…すいません、嘘です(笑) 半年程前から、プロペラは仕事の理解を深めるため、いくつかの心理分析に挑戦してきました。その結果、総合的に観るとプロペラの性格は「典型的な江戸ッ子タイプで表裏がなく、社交的。しかも、頑固で他人に左右されにくい」というものでした。周囲に言わせると「(研究素材としては)面白みに欠ける」性格とのことでした。


さて、ここで皆さんにも簡単に出来る心理検査をご紹介してみたいと思います。
①用意するもの:A4の用紙一枚と2Bの鉛筆1本
②用紙を縦に使用し、「1本の木を自由に書いてください。」
以上です。
さて、描けましたでしょうか?あまり深く考えないで頭に浮かんだまま描いてみてください。
描けたヒトは「バウムテスト・解釈」で検索してみてください。意外と当たっていると思います。(これ以降はネタバレがありますんで観覧注意です。)












では、ワタクシの描いたものをば、こちらです。

専門家(ワタクシの周りには専門の方々が多数いらっしゃいます)の解説によりますと。幹の太さや形状等、一応精神面での健全な成長が認められるとのこと。ポイントは上部の葉と枝の広がり具合で、枝の広がり具合からいうと「本当はもっと自分を解放したいのにネットキャップ状の葉(理性)で自己の欲望を抑え込んでいる。」とのこと。また、画面中部に描かれた小枝がユーモアを表現していて、もしコレが無かったら中々危ない絵とのことでした。
つまり「プロペラさんは現状に満足していないんだね。本当の自分はこんなもんじゃないんだって想いが強い絵です。まぁ、健康的です」とのことでした。
ただですね、ちょっと誤解があると思うのですが…仕事に関しては、もうこれは現状で十分満足しています。というか常にオーバーワーク気味です。」
むしろジレンマはそう、「造形」に関してですね。こんなもんじゃないぞと。これじゃいかんぞというのは。そういう意味では決して外れていないわけです。まぁ、意外と面白いんで暇つぶしにやってみてください。

さて、本日はPeople In The Box 旧市街 - YouTubeでお別れしましょう。「うわ、苦手」と思っても少し我慢して聴いてみてください。なかなか面白い作りになっていると思います。