大人の階段ノボル

 ども、プロペラの住んでいる所では、明日の夜辺りに雪が降るそうです、恐ろしい。しかしワタクシ、この冬まだ一度も暖房を使っておりません。今年は秘密兵器がありまして、ローブと言うんでしょうか、これで首元からつま先までスッポリと覆ってます。さながら、ジェダイになった気分です。

 さて、12月といえば忘年会シーズン。プロペラの職場でも一丁やろうじゃないかという話になりまして。「フグ」はどうなのかということになりました。ウチのチーム4人の中で今までにフグを食したことがあるのはわずかに一人(もちろん、その一人は上司です。)
 で、値段を調べると一人、1.3万円…こんな田舎でこれだけの値段を取るとは…ホンマもんに違いない…しかし、高い、1/144(いっちょんちょん)のガンダム(300円)いくつ買えるのよ(←モデラーの悲しい性です、これは)…とプロペラがたじろいでいると、その気配を察したのか、採用同期(といってもウチの弟より年下ですが)が、「プロペラさん、行きましょうよ。今、食べなければ次、いつ食べるか分かりません。経験しておきましょう。」と力強いプッシュを。かくして、プロペラは33にしてフグデビューをすることになったのでした。
 とはいうものの、4人だけでは心もとないので、大上司を御誘いし、5人のフォーメーションで臨みました。
 大上司曰く、「フグは食感を楽しむものですから、味で言えばアンコウのほうが上だと思います。」とのこと。フムフム食感ね。
 で実際のフグの薄造り(5人前)を目にすると、そのビジュアルに「テレビで見たことあるヤツだぁ」と半ば芸能人でも見るような感覚で見入ってしまいました。食感はモチッ、プリと独特で、味も淡白ながら旨味が後に残るような。また、鍋にすると魚特有の旨味はそのままにやや鶏肉に近い不思議な食感が…しめの雑炊までノンストップで堪能した次第です。
 大上司曰く、良いフグを使っているとのことでしたが、恐らく次にワタクシがフグを食するのは干支が一周したころでしょうから、比較するのは難しいでしょうね。兎にも角にも、これで、フグは経験したぞと。

平日は、300円弁当で頑張るぜぃ(これはこれで美味しいのです。)