出会いは別れのはじまりで…

 新年度に突入しましたね。プロペラの職場でも大幅な異動があり(転勤稼業ですからね)今年は、職員の3分の1が入れ替えになりました。世間一般の傾向はよく分からないのですが、プロペラの業界は少し特殊(だと思う)で、異動者は4月1日の朝に職場に出勤し、ボスから辞令を受け取った後、その足で新たな赴任先へ旅立つのです。なもんで職場と隣接している住処には4トントラックが3台位乗りつけて出発の時を今や遅しと待ちわびているのです。(で、午後には新たに赴任する方のトラックが到着すると。)
 今年は、プロペラが採用の時から御世話になっていた上司が異動になりました。この方は、プロペラが1年目を終えた時に定年を迎えられたのですが(最初の1年は別の部署でした。)、再任用になりまして以降、2年間、直属の上司として御指導いただきました。
 経験に裏打ちされた的確な指示で、見事に部下を統率していて、この2年間、異常と呼んで差し支えない事態が数回ありましたが、この上司の下だったので何とか切り抜けることができたのだと思います。
 ユーモアがあり、スマートに仕事を捌く姿を間近で見ていて「こう歳をとりたいな。」と思いました。
 この上司もプロペラも口数は少ないほうだったので、お互いについて余り話はしませんでしたが、頂いたアドバイスや背中で教えていただいたことは今後につなげていきたいと思います。
 というか、プロペラが退職するまで後、30年…ちょっと想像できないなぁ…1日1日積み重ねていきませう。
 本日はグレイプバインの「君を待つ間」でお別れしましょう。
                        では、また。